低温火傷による下肢熱傷の経過②


2月に入り右足趾の水疱は潰れました。
滲出液を尿取りパットで吸収し、アズノールとリンデロンVGを塗った後、弾性包帯で圧迫固定しています。
そのかいあってか、感染なく水疱がきれいに吸収されています。
下肢全体の浮腫も消失し、両下肢ともすっきりしています。

左下肢上側の水疱剥離部分です。
深さはありませんが、洗浄時には染みて痛みを訴えている状態です。
アズノールをたっぷりパットと創に塗ることで、剝がす時の痛みの軽減を図ります。
踝下・足背の剥離部の深さもほとんどなくなり、こちらは痛みがありません。
浸出液もほとんどない為、アズノールを全体に塗って絆創膏保護と弾性包帯で圧迫固定しています。
ここまでが9日までの状態です。
①温風ヒータ-・湯たんぽによる低温火傷
②1日2回の食事も自発的に準備したり摂取することがない栄養状態
③活動の低下による循環不全
これらが原因と考えられます。
現在特別指示書2回目です。
そして11日訪問時…新たな状態が発覚します。
つづく