低温火傷による下肢熱傷の経過④

前回下肢の浮腫が出現している状況で終了しました。
その後の経過です。
弾性包帯にて圧迫すると両下肢の浮腫は一時的に消失しますが、圧迫が緩いと下写真のように再度浮腫は出現してしまいます。
左下肢の水疱潰れ部分の深さはなくなってきており、浸出液も少なくなってきました。
21日より特別指示書の更新はなくなり、現在は週3回で訪問しています。
今回、ご家族からも「低温火傷の怖さを皆さんに共有してほしい」とのお言葉を頂き、写真を上げさせていただきました。
冬になると事業所に一人は低温火傷で何らかの経過観察や処置が必要になる利用者さんがいらっしゃいます。
火傷は一瞬、治療は長期間になる事をよく考えて、適度に暖房器具を利用していきましょう。

